サーバントリーダーシップが現場を変える

こんにちは。サテライトラボ担当の久米川です。

あなたの上司は、どのような人ですか?高圧的なタイプ、無関心なタイプ、話をよく聞いてくれるタイプなど、さまざまな人がいると思います。上司がどのような人かによって、仕事に取り組む気持ちも変わってくるでしょう。今回は、部下の自主性を高め、創造性を発揮させるサーバントリーダーシップについてご紹介します。すでに部下を持っている人、これから部下を持つ人は参考にしてみてください。

1.支配ではなく、支援するリーダーシップ

まず、聞きなれないサーバントという言葉。直訳すると、召使いや使用人という意味です。なぜリーダーシップという一見真逆な言葉につけられているのでしょうか。

提唱したのは、アメリカのロバート・グリーンリーフ博士です。彼が1970年に「リーダーである人は、まず相手に奉仕し、その後相手を導くものである」というリーダーシップ哲学を生み出しました。この奉仕するという考えが、サーバントリーダーシップという呼称につながっています。博士は、従来の上司が部下を支配するような関係から、リーダーは部下を支援する役割であることを説いたのです。

2.サーバントリーダーシップの10のポイント

では、リーダーはどのように部下を支援していけばよいのでしょうか。博士によると、サーバントリーダーシップには10のポイントがあるとのことです。このポイントが実践できていれば、あなたもサーバントリーダーシップを持っているということです。ぜひチェックしてみてください。

 ①傾聴

 メンバーの話をしっかり聞き、リーダーとしてどうすれば役に立てるかを考える。

 ②共感

 完璧な人間などいないという前提を十分認識した上で、

 相手の立場に立って相手の気持ちを理解する。

 ③癒し

 相手が失敗して落ち込んでいるときやチームの成績が上がらないときに、

 元気づける言葉をかけ、本来の力を取り戻させる。

 ④気づき

 偏見にとらわれずに相手と接し、気づきを与えることができる。

 ⑤納得

 命令ではなく、相手のコンセンサスを得て納得を促しながら話を進める。

 ⑥概念化

 個人やチームとしてのビジョンを明確に示し、相手に伝えることができる。

 ⑦先見力

 チームの現状を俯瞰するとともに、現在と過去の出来事と照らし合わせながら、

 これから起こる出来事・問題を予測する。

 ⑧執事役

 自分の利益よりも、相手に利益を与えることに喜びを感じる。

 ⑨成長への関与

 相手の潜在能力に気づき、成長を促すことに日頃から積極的にコミットする。

 ⑩コミュニティづくり

 愛情と癒し、思いやりの気持ちで満ちていて、

 メンバーが大きく成長できるコミュニティをつくる。

3.サーバントリーダーシップの効果

では、サーバントリーダーシップがある上司の部下たちは、どのような行動をとるようになるでしょうか?

  • やりたい気持ちで行動する(恐れや義務感で行動しない)
  • 言われる前に行動する
  • 工夫できるところは工夫しようとする
  • やるべきことに集中する(リーダーの機嫌を伺うことはしない)
  • リーダーの示すビジョンを意識する(役割や指示のことだけに集中しない)
  • リーダーと一緒に活動している感覚を持つ(従っている感覚はない)
  • リーダーを信頼する
  • 周囲に役立とうとする姿勢を身に付けやすい(自己中心的ではない)

逆に、自分はサーバントリーダーシップを持っていると思っていても、部下が上記のようになっていない場合は、うまく発揮できていないことになります。

4.まとめ

サーバントリーダーシップは、上司と部下の信頼関係を深くします。部下としては、精神的に安定するため、本来やるべき業務に打ち込むことができます。短期的には、支配型リーダーシップも業績に貢献するでしょうが、長期的に考えればサーバントリーダーシップの方が、個人やチームの生産性が高まるので、会社の目標やビジョンも達成されやすくなるでしょう。

まずは、部下との個人面談の頻度を増やし、傾聴の姿勢で仕事やプライベートの話を聞いてみてはいかがでしょうか。

<参考>NPO法人 日本サーバント・リーダーシップ協会

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